台湾で卓球の練習をするにあたって、どこで誰と練習するのか?というのは大きな問題になる。
ランニングとか筋トレなら自分一人でできるけど、卓球はやはり相手が必要だ。
それでいて、バスケや野球、サッカーのようなチームプレーではないので、チームに所属しなくてもプレイできる。
自分以外にもう一人いれば、近くの卓球場に行けばいいわけだけど、
そのもう一人にピッタリな人がなかなかいないものだ。
ある程度レベルが近くないと面白くないので、長く続かないし、
双方のスケジュールも合わないとダメ。
そして、毎回同じ相手だと、やはり飽きてしまうし、試合に出ることを考えらたらいろいろな戦型(タイプ)の人とも練習したい。
こう考えると、卓球がいくらチームプレイではないとはいえ、やはりどこかのチームに所属するのがイイのだと思う。
日本だと、やはりどこかのチームとかクラブなどに所属するのが普通なのかな?
(あくまでもネットで見て感じたことなので、実態は違うかもしれないけど・・・)
チームには発起人とか責任者とかのリーダー格の人がいて、その人に入会希望を伝え、メンバーに入れてもらう。
チームは、毎週土曜日の14時から17時まで○○スポーツセンターにて練習、などと固定の練習日時が決まっていて、
集まって練習したり、
チームで試合に参加したり、あるいは忘年会があったり~
と、こんな感じではないかと思う。
私は、台湾でこういうのをイメージしてチームを探したんだけど、全然見つからない。
もちろん、台湾では外国人の私なんで、探し方が悪いのかもしれないけれど・・・
いろいろ聞いて回ったけど、ないのよねぇ~
じゃあ、学校とか会社とかの組織外の台湾の卓球人はどうやって練習しているか?
卓球再開して1年、大体わかったこと、そして私がどうしているか?について紹介する。
そこそこ打てる人の多くが、街の卓球場に行って、そこで適当に練習相手を見つけて打ち合っているみたい。
フリーで行って、打つ。
(雀荘と同じで、メンバーを揃えて行ってもいいし、フリーで行ったならフリー同士で打ち合える)
ただし、フリーで行っているのは、やはりオジサンが多い(笑)
私も知っている卓球場にフリーで顔をだすけど、誰かが相手してくれる。
以前に紹介した「媽媽卓球クラブ」なんかはまさにそうで、一人で行ってもここのオーナー荘さんが、大体レベルが合いそうな人と打ち合えるようにしてくれたり、
常連さんがダブルスとかに誘ってくれる。
ただ、フリーで行くのはさすがに初心者だとキツいよね。
あと、当たりはずれがあって、フリー客が全然いなかったり、逆に人が多すぎて、なかなか番が回ってこないこともある。
しかし、突然時間が出来た時にフラーと行けるので、たとえたまにはずれがあったとしても、悪くない。
あとそれ以外では、最近ではSNSを利用するというのも流行っていて、
主にLINEのオープンチャットを使っている。
LINEのオープンチャットって、かなり便利で、
あるグループに加入するのに、そのグループ内だけで使う専用名前とアイコンを設定できるようになっている。
それなので、普段のLINEの表示名前は「山田花子」だったとしても、そこのグループ内では「ピン子」でも「粒高花子」でもイイわけ。
そしてそこのオープンチャット内では、卓球談義が繰り広げられたり、新製品のレビューやテレビ中継の情報なんかの投稿もあるんだけど、
ほとんどが練習相手募集なわけ。
誰かが【明日の18時~21時まで〇〇卓球場で練習会開催、参加費は100元、参加する人はこの下に名前書いて~】
とアップすると、参加したい人がどんどん書き込んでいくというわけ。
他にはコーチが【今度の土曜日14時~16時、△△卓球場で基礎練習会開催、参加費は100元、限定7人まで、今回は主にツッツキをやります、参加する人はこの下に名前書いて~】
などのような初心者向けもある。
もちろんその時の名前は、本名ではなくてオープンチャットで使っている名前。
練習会以外に、個人で練習相手募集の投稿もよく見かける。
こんな情報がバンバン流れてくるので、出てみたいものがあれば、募集投稿の下に名前を書き込んで、当日そこに行けばいいだけ。
もちろん、当日行かれなくなっても、問題ないので、かなり自由度は高い。
もちろん、自分が主催者になって、どこかの卓球場の台を予約して、募集をしてもかまわない。
誰でも主催者にもなれるし、参加者にもなれる。
こんなオープンチャットがいくつかあって、私は2つのに入っている。
一つは参加メンバーがなんと1400人弱の大所帯。
もう一つは、限定100名で、誰かが消えると消えた人数分だけ入れる、という仕組みになっていて、いつも98人~100人。
参加したい時には、この1、2、3・・・と番号を振ってある所に自分の名前を書くだけでOK
大所帯の方は、私はチャットを見るだけで、まだ練習会に参加したことはない。
100名の方は、先日紹介した「華江高中運動中心」で開催の練習会には参加させてもらっている。
毎週出ていると、顔も名前(オープンチャットの名前)も戦型もレベルもお互いにわかるので、なかなか良い練習になる。
本名も年も仕事も知らないけれど、毎週顔を合わせて一緒に球を打ち合う、という不思議な関係(笑)
しがらみもなく、あっさりしている。
いろいろな練習会に参加して、自分のレベルと年齢層、雰囲気が合うところを見つけたら、そこに定期的に参加する、
というのが、上手な使い方だと思う。
すごく便利でイイと思うんだけど、反面、おそろいのユニフォームを作るとか、一緒にチームで試合に出るとか、そういうのがある方が、もっと熱くなれるのに、なんて思ったりもする。
まぁ、一長一短といったところか~
台湾で真剣に卓球を再開して、ちょうど1年。
最初の頃は、練習相手がいなくて苦労したけれど、今はその問題はクリアできたので、充実した卓球ライフが送れるようになった。
もしかしたら、まだ知らない方法とかあるかもしれないけれど、とりあえずは満足している。
練習場も確保できたわけだし、さぁ、精進しなければ!
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